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☆MUSASHINO☆
 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園
★劇ごっこ・年少・年中組
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響きあい

ひとり一人が主人公!
 武蔵野幼稚園では、行事を儀式的行事、飛躍台になっていく行事、園と保護者の共催の行事など、目的をはっきりさせながら子どもにとって意味のある行事を精選して保育に位 置づけています。行事に振り回されることなく、保育が充実し成長の飛躍台になる行事を考えています。
 見栄えや、形にこだわり、訓練にかりたてる行事でなく、1人ひとりが主人公になれる行事のあり方を大事にしています。

 このページでは行事を通しての子供達・幼稚園・ご家族との響きあいを取り上げ、主に行事などで成長する子供達の姿を感想文でいただいた内容をご紹介します
劇の会・あんな姿、家で見ることができない
 劇の会と言えば出来映えや結果のみにとらわれがちですが、クラスの子どもたちの成長、一人一人の育ち、劇作りの過程を知りながら(クラス通信等)子どもたちの思いをくみ取りながら見て頂くことに大きな意味があります。武蔵野幼稚園では「劇」「劇ごっこ」としてクラス公開にしています。そのことを保護者の方が理解し我が子の成長を喜ぶと共に、クラスの子の成長を喜ぶことができること、子供同士の仲間関係が出来ていることが寄せられた感想文から伺えます。
年少・年中組からの感想文を抜粋してご紹介します。
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年少組(ひよこ)
☆あんな姿、家で見ることが絶対できない
 子供達の様子や劇を見ることが出きてよかったです。
 朝の会を始めるまでに本当に時間がかかっていましたね。
 「先生○○ちゃんが・・・」と子供達の声がしたり「きのこのうたがいいー」とリクエストしたり前回の参観より子供達の声をたくさん聞けた気がします。
 先生が子供達の間にはいりお互いの話を聞いている場面もたくさん見ました。
 子供達同志関わりが多くなっているのでトラブルも多くなっているのでしょうね。でもその都度お互いの気持ちを話しながら成長していってくれたらいいなあと思います。劇は見る事が出来て本当に良かったです。
 かえるはぴょんぴょんはねて登場したりくまは声が低かったり一人一人が役に自分なりになりきって演じていて本当にかわいらしかったです。
 Rはきっと私が見ていたらやらないだろうなあと思いながら参観しました。だから劇をやらなかった時は“ああやっぱり・・・”と残念&仕方ないかなとあきらめていました。
 でもはいいろおおかみがいなくてRとTとSがお互の顔を見合いながらコソコソ相談していて“もしかして・・・”と思ったら、はいいろおおかみのおめんをかぶったので本当に信じられなく涙がでそうになりました。
 劇が始まって今度ははやあしうさぎいなくなってしまいどうしようとなった時「Rがやってあげようか?」・・・
 この一言が胸にひびきウルッ!!その後のRがはずかしくてセリフがなかなか言えなかった姿に胸がいっぱいになりました。
 Rのあんな姿家では見る事が絶対できないので本当に参観できてよかったです。思い出に残る参観をありがとうございました。 (母)
☆楽しんでいる姿が親バカながらたまらなくかわいい
 それぞれの子供達の今の姿を見せてもらえた参観でとても良かったです。
 私は、朝、送ってそのまま園に残ってお弁当を食べる直前ぐらいまでの様子を見せてもらいました。ちょっと前までジャンケンの勝ち負けもよくわかっていなかった我が子がドン・ジャンケンをおもいっきり楽しんでいる姿をほほえましく見ていました。朝の会では、グループごとに前に出ての当番活動もすごいですね。子供達もちょっとテレたりしながらも誇らし気でかわいかったです。
 歌や遊び絵本・・・と盛り沢山でそれなりの時間、子供達が集中できていることにびっくりしました。時どきおふざけが始まってしまう姿もあり、これも普段の姿なのかな?とも思ったりしました。
 そしていよいよ劇ごっこ!朝からの流れが自然ではじめは全員でひとつひとつの役をやっていくというもっていきかたが巧い!!さすが先生!と感心していました。
 決っしてやらされているのではなく、子供達それぞれの「てぶくろ」ごっこの楽しみ方があるんだなーと感じまたそれを受けとめてくれている先生もありがたいです。
 正直なところ、娘に関しては驚かされました!意識しすぎて固まってしまう姿を覚悟していたので、あんなにはっきりのっそりぐまをやりたいっ!と意志表示が出来、くまになりきり楽しんでいる姿を見ることができるなんて思ってもいなかったです。
 「もうやらなーい」と他のお友達が外に遊びにいっても「まだやりたーい」と「今度は○○!」といろんな役を夢中になって楽しんでいる姿が親バカながらたまらなくかわいかったです。
 子供達の心を育てる、孝えられた保育、そんな中で育っていける事有難く思っています。ありがとうございました。  (母)
☆幼稚園大好き!早く行きたい!
 楽しみにしていた「てぶくろ」を観ることができて良かったです。
 役決めに時間がかかってましたが、いない役をどうするか、みんなで話し合いが出来るようになっていて、すごくいい場面を参観できたと思います。
 自分の思いを出せず、周りに流されてるのではないかという心配をしていましたが発言したり言見をまとめようとしている姿を見て安心したのと同時に成長を感じました。 
 「幼稚園大好き!」「早く行きたい!」「明日は何やるのか?」毎日とても充実した時間を過ごしていたんだ・・・と。
 ルールのある集団遊びでは、一生けんめいな表情、楽しそうな笑顔、生き生きとしてました。 (母)
☆皆のびのびと、ごっこ遊びを楽しんでいた
朝の好きな遊びからお弁当まで参観させていただきました。自由遊びでは友達とかかわり合いながらコマを楽しむ姿見られて良かったです。
 当番活動も皆楽しそうにやっていてお休み調べなど自分のグループのお休みをさっと認識して何人お休がいるかさっと計算しているところなど感心しました。
 ごっこ遊びについてはまず部屋にはいって小道具がたくさん作られていて絵本の世界がとても素敵に再現されていて驚きました。子供達は、やる気満まんで前半、後半に分けたにもかかわらず、後半はほぼ全員でやってしまったほどでしたね。皆、それぞれ思い思いに演じていてかわいいなあとほのぼの観させていただきました。観られているという意識もなく皆のびのびと、ごっこ遊びを楽しんでいたように思います。
 お弁当の時間まで観させていただきましたが全体を通して感じた事は、全てのことについて常に先生が子供達の気持ちを根気強く聞いて子供達の気持ちに寄り添った保育をされているということです。朝の会のしりとりでは、周りの子がいろいろと言っていても順番が回ってきた子が自分の言葉で言うまでじっと持ってくれたりごっこ遊びをどんな形でやるか決める時も子供達みんなの気持を聞き意見が別れるとじゃあ、どうしたらいいのかとまた子供達に投げかけ皆が納得できるまで孝えさせる。お弁当を食べる席も皆が納得できる形になるまで子供達の気持ちを丁寧に聞いて下さっていました。
 ごっこ遊びで、うさぎがいないと言われて変わろうとする我が子に「本当は赤いねずみがやりたいんじゃないの?いいんだよ」と言って下さったりお弁当の席も来たいと言っているお友達に「ダメッ」と言う我が子に私は、「何て意地悪なの」と思ってしまったのですが。先生から「それなら自分も隣のグループにいきたくなちゃうんだよね」と言われそういうことなのかと気付かされました。本当に先生は子供達1人1人の気持ちに気付き寄り添って下さっているんだなぁと感動しました。ありがとうございます。 (母)
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年中組(ひばり)
☆息子の姿に母はまた新しい発見と子どものスバラシサに感動
 ステキな「ブレーメン」の劇をありがとうございました。
 10人ほどの小さなグループに別れている事を前日に知り、当日最初のグループ。いきなり1人で演じるAちゃんのロバを見て、笑顔の中にも伝わってくるものがありました。
 どの子もとても素晴らしく決まったセリフもない中、本を読み込んで沢山感じ取って細かく表現していたのを感じました。実は息子は前日から「明日、お母さんがお客さんやから絶対来てね!!・・・・おかあやんがずっと笑っててくれたら頑張れるんだぁ・・・」と何とも言えない顔でして。当日も朝からソワソワしたり、ベタベタしたり、どろぼうの服にもかなりウルサイ・・・。
 園に着いても「今日だけはお部屋まで送って!」と。色々なキモチで一杯だったのでしょうね。声も出ないのかな・・・の覚悟で行きましたが何の・・・。かなりキモチを盛り立てて大きな声で頑張っていた息子の姿に母はまた新しい発見と子どものスバラシサに感動し、しっかり手を握って帰宅しました。有難うございました。 (母)
☆楽しい時間をありがとう
 「ママ、明日はブレーメン見に来ていいんだよ!」「見に来てくれる?」と前日からとても楽しみにしていた娘です。先生からのお手紙で予習をして耳をすまして、目をこらして・・・と思っていましたが、恥ずかしながらも声もよく出ていて余裕の姿まで見せてくれる子もいて笑顔どころか大爆笑してしまった場面もありました。
 どろぼうたちを追い出しごちそうを食べているどうぶつたち、追い出されて相談している場面、またてしたがおやぶんに家の中の様子を説明している場面ではドアをしきりに同時進行していたので交互に見逃さないよう必死に見ました。目の前に大きな大人たちがドドーッといる中、近距離での自己紹介もりっぱでしたね。
 たまたま家の中のセット側に座ったので本物のように作ってあったごちそうに思わず手をのばしそうになりました。楽しい時間をいただきありがとうございました。 (母)
☆心の中の色々な思い
 「ブレーメンのおんがくたい」の劇・・・かわいかったですね。家の人、お母さん、お父さんに観てもらう事が子ども達にとってすごーく大きな事でうれしくて、照れくさくて、ドキドキする事なのネ・・・と感じました。その心の中の色々な思いが(セリフが言えなくなった)や(あーもう、おちゃらけちゃおう)とかその子なりの表現で出していたと思います。大人の私だって、懇談会で発言する時、子どもの誕生日会で劇をやった時ドキドキして・・・。
 もうすぐつばめになる5才・・・でもまだまだ小さなかわいい5才なんだなぁ・・・いつも息子を家ではしかっちゃうけど・・・本当まだまだ小さくてかわいいのよネ・・・と思いました。最後に子供たちが一人ひとり自分の名前と役名を緊張しながらもまっすぐ前を見て言えた姿を見てみんなすごくがんばったんだネ・・・とほめてあげたいです。 (母)
☆明日楽しみにしていてねー
 参観の前日までは「明日楽しみにしていてねー」とはりきっていたのに当日の朝「やっぱり来ないで、はずかしいから・・・」「えー行くよー」と言うと「じゃあぜったい笑わないでね!」と言われたので笑わない約束をし、家を出ることができました。(多分、失敗しても笑わないでという事・・・?)
 3階の部屋に入って来た時にはニコニコだった顔がいざ劇が始まると、硬直して血の気が引いた様な顔色になって、見ている方が手に汗握っていました。ひよこの時には終始楽しそうに、半分遊びのように演じていたのにこんなに緊張している姿を見てこれがひよこさんとの違いなのかなぁと成長を感じました。どのグループも同じお話なのに笑う所も固まってしまう所も違って楽しかったです。おつかれさまでした(母)