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 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園
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響きあい

ひとり一人が主人公!
 武蔵野幼稚園では、行事を儀式的行事、飛躍台になっていく行事、園と保護者の共催の行事など、目的をはっきりさせながら子どもにとって意味のある行事を精選して保育に位 置づけています。行事に振り回されることなく、保育が充実し成長の飛躍台になる行事を考えています。
 見栄えや、形にこだわり、訓練にかりたてる行事でなく、1人ひとりが主人公になれる行事のあり方を大事にしています。

 このページでは行事を通しての子供達・幼稚園・ご家族との響きあいを取り上げ、主に行事などで成長する子供達の姿を感想文でいただいた内容をご紹介します。
米作り・田植えに参加して
 年長組では6月の1週に田植えを実施しました。苗床から苗とりをお父さん達ににお願いして、その苗で子ども達は浅からず深からずのあんばいで上手に植えていました。
 今回、田植えに参加されたご家族より感想文をいただきました。一部ご紹介させていただきます。
 ☆武蔵野幼稚園、柚木武蔵野幼稚園から両園のご家族の感想をご紹介します。
☆自分でできると嬉しそう!
 私にとっては初の田んぼ(そして最初で最後の田んぼとなってしまいました)で、どんな所なのかとても楽しみにしていました。緑に囲まれ、鳥の鳴き声も聞こえてチョウも多く・・Aも田んぼに近づくにつれてとてもワクワクしているようで走って(そして転んで)行っていました。
 田んぼでは、まず大人が「苗とり」をさせていただきました。田んぼに足をふみいれて・・泥が足の指の間まで入ってくるような感触に驚きましたが、とても心地よかったです。苗とりがとても難しく、1本1本手作業でされていることに尊敬しました。
 Aは代かきの時は、わりとすぐに田んぼから出ていたそうで今回も入る前は「入るのいやだ」と言ったり。でも「気持ちいいよ」と言ったり、気持ちが揺れているようでしたが、田んぼの中で私の腕をつかみながらでしたが、最後まで田植えをすることができ、すごいな!!と思いました。苗は、えんぴつを持つように持つとか、浅めに植えるとか、はじめは難しそうに「あーまた おれちゃった」と言っていましたが、だんだんコツをつかんで、自分でできると嬉しそうでした。泥を平らにならすことも、苦手そうにしながらも何度もがんばっていました。感覚過敏のあるAですが、最近公園でも裸足になることも増えたし、色々な経験をさせてもらうことで許容範囲も広がってきていると感じます。
 たった一日ですが、田うえを経験させていただいて、主食であるお米が作られるまでには大変な苦労があることを私も知りましたし、Aも年間通して田んぼの活動に参加して、お米を食べられることのありがたさを感じてもらいたいなと思います。こうした経験ができることに感謝いたします。終わってから網を持って川で生き物探し、どの子もとても生き生きして楽しそうでした。私はシュレーゲルアオガエルのかわいさに感動しました。
☆泥の感触や気持ちよさを体感して!
 初めて参加させていただきました。泥の感触や気持ちよさを体感して子供たちも日々いろいろな体験をさせていただいていると実感しました。
 園外ではありましたが、日々の先生方と園児達の関わりを見ることができ、信頼関係を感じることができたことも良かった。私自身も田植えは初体験で我が子より楽しんでしまいました。苗をほぐす作業をやらせていただき、小さな苗なのにしっかり根を張り、絡み合っていることを知り、自然の強さと農作業の大変さを感じることができました。
 娘も始めは、汚れるのが嫌と躊躇していましたが、懸命に取り組んでいました。私自身も食べ物に対する感謝の気持ちを再確認し娘も何かを感じることができた有意義な1日になりました。
☆躊躇なく田んぼに入ってきた!
 田植えに参加する機会をいただきました。自身の幼稚園以来の体験です。田植えの前に「苗取り」を教えていただきました。育った苗を田んぼに植えやすいように、根元を揃えて束ねることがポイントでした。束ねることひとつとっても、しっかり束ねつつもスルッと取ることの出来る結び方や、取った紐は田んぼにに埋めて肥料にすることなど、昔からの知恵がそこかしこにあって、勉強になります。
 田んぼに入ると、久々の深い泥の感触。足の指の間からぬるぬると出てくる気持ち悪さが、だんだんと心地よくなっていきました。
 子どもたちは代かきでなれていたのか、あまり躊躇なく田んぼに入ってきたように感じました。転ばないように慎重に進んで、苗の根元を優しく持ってスッと手際よく植えていました。また田植えをしつつも、目の前を泳ぐ虫たちに興味を持つ子もいて、「アメンボだよ」と教えてもらったりしながら楽しい時間でした。来年、汚れるのが苦手な娘がどんなふうに田んぼの活動をするのか、とても楽しみになりました。
☆最初で最後の!?貴重な体験を!
 田起こし、代かきに続いて、田植えも快晴で、気持ちよく作業ができました。苗とりは根をちぎらないように1本1本手作業でやっていきます。今ではこの作業は他ではやっていないということで、私も人生、最初で最後の!?貴重な体験をさせて頂きました。
 苗植えは苗が酸欠にならないように深くうえすぎない!!ということも初めて知りました。苗が倒れない程度に浅く植えるという繊細な作業ですが、子ども達は、とても上手に植えて、さすがつばめさんだなと思いました。田植えをしてから1週間後には草取りが始まると里山クラブの方にお聞きし、お米がで出来上がるまでの作業は大変だと改めて感じました。
 2時間ほどの作用で、翌日は筋肉痛でした💧 次回、また稲刈りに入られて頂きますが、この小さな苗、どれだけ育つのか楽しみです。
☆自然がいっぱいですてきな場所!
 久しぶりに田んぼに行かせて頂きましたが、改めて自然がいっぱいですてきな場所だな〜と思いました。いつも生活しているところから少し入っただけなのに空気もちがう感じがして、いるだけで元気になる様な感じがしました!!
 子どもたちが来る前に苗とりを教えていただきました。植えられる大きさまで育った苗をとって束ねていくのですが、根を切らない様に、優しく1本ずつ取っていく作業をいていると、1本ずつの苗が本当に大切なものに感じられ「米粒も残さず食べましょう」と食事の時に教えられたことが「本当に、お米一粒一粒が大切なものだな〜」と感じました。
 田植え作業では田んぼの泥をならしたり泥の感触を楽しみながら植えていきました。田んぼのなかで一列になりロープの目印に合わせて植えていくのですが、人出が必要な作業だな、と思いました。(昔は田植え休みがあったというのも納得です!)
 子どもたちも泥に足をとられながらも丁寧に植えていました😃 おたまじゃくしやトンボなど生き物もたくさん見かけることができ、楽しそうな様子が見られました。また稲の生長を子供と一緒に見に行ったりしたいなと思っています。!!