当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園 当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園! 武蔵野幼稚園
- 2020年 12 月 14 日(月) 版
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- 12月12日(土曜日)作品展を行いました。新型コロナウィルス感染症がいまだに収束していませんが、感染症対策を行い、保護者の皆様にご協力いただき、子供たちの作品展を行えたことを感謝いたします。
動物園作り、大型動物、描画、粘土制作、木工作等々、出来栄えで見るのではなく、できる過程を思い起こし、表現内容に共感しながら見ていただきました。幼児期は、描く、作るという表現力が培われる原点です。
自分の気持ちを素直にのびのびと表現できる子になってほしいと願っています。子供たちの一生懸命さや素朴さが見える「作品展「でした。
園長 原田 小夜子
- おたまじゃくしの会の自由画
- おたまの会・自然の素材で作品に
- たまご組・サツマイモ・額縁・自由画
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子供たちは、見立てたり、つもりになったり実に色々なことをして遊びます。
最近では誰かと一緒に遊ぶことが面白いと感じています。「絵をかく〜」「ハサミやりたい」「粘土であそぶ」と自分でやりたい気持ちを実現していきます。そして近くの誰かが居てくれると、そんな暮らしの中で作ってきた物や描いた絵です。
- 散歩で出会った蜘蛛を
- やきうどんつくったよ
- 作品の中でレストランごっこを家族で
- 入園からの自由画
- 動物園見学後キリンの絵を
- はらぺこあおむしの遊び場
- 落ち葉の貼り絵・先生の顔
◎自由画をたっぷり体験しよう!
入園後から、描きたいと思ったときに描いていた自由画。
なぐり描きから丸が閉じて、頭足人になっていく過程や、描いてから「これ〇〇」と後から名前や意味をづけしていたのが、「〇〇を描こう」と思って掛けるようになってきたり・・・と一人ひとりの成長過程がよく見えます。
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◎伝えたい気持ちを会話を楽しみ、交流し
ながら描く
クラスの仲間と一緒に表現を楽しんできました。生活画では「こんなことが楽しかった」
「こんな事もあったね」と感じたこと、 伝えたい気持ちを会話を楽しみ、交流しながら描きました。絵に表現することで、それぞれの心の揺れ動きも伝わってきます。
そして一人ひとりの気持ちが伝わり、お互いに響き合い、体験したことを深めて行きます。
- 自分の顔
- どんぐりを拾っているリスさん
- じゃがいもの絵
- ラディッシュの観察画
- 動物園見学後のぞうさんの絵
- 草原の動物たち
◎クラスのみんなで動物園に行き五感を使
ってしっかりと動物を見てきました。
大型動物作りは子供たちにとって初めての協働作業です。子ども同士の関わりを、大事に取り組みました。「〇〇がお肉を食べているところ」「〇〇が水を飲んでいるところ」等とグループで話し合って決めました。作る過程でも相談しながら作っていきました。うまくいかないと言い争いになったり、友達と気持ちの折り合いがつかないこともありました。しかし
『自分たちが乗れる動物を作ろう』という事を目指して完成させました。
- 獲物を狙っているライオン
- がんばって協働して作ったことに感動
- 草を食べているゾウ
- 走っている・草を食べている馬
◎共有した感動を出し合って影響し合って
年長組になると、クラス集団が出来てきます。クラスの仲間と一緒に体験したことや、共有した感動を出し合って影響し合いながら描きました。
・御岳山遠足(体験画) 個人絵の具
・当番表・自分の姿(観察画) 個人絵の具
・荒馬 (体験画)
・わたしの自転車(想像画)
・鯉のぼりのデザインが(想像画)
・田んぼの絵 ・他
- 私の自転車の絵本を読んで
- 荒馬踊りの絵・すごい
- 御岳山遠足の絵・色んな角度の人物
- 当番表・自分の全身像
- 鯉のぼりのデザイン画
- 成長を実感できるジオラマ動物園作り
◎今までとは違う仲間の幅を広げる
動物園見学を通して、生命ある動物への関心や、絵本等の動物への興味から、見たい、作りたいという意欲と、動物の暮らしている畜舎や施設、公共物などにも関心を寄せていきながら、「動物園」のジオラマを製作しました。
みんなで計画し、分担して、仲間とアイデアを出し合い、身近にある材料、廃材でイメージに沿いながらいろいろ工夫しました。
一人一人が自分の目的をはっきりさせ、仲間と話し合いを重ねて作っていくという、今までとは違う仲間の幅を広げていきました。
- ゾウたちが楽しそう
- 畜舎の作りや配置に工夫がいっぱい
- オランウータンの表情がいいね
- ユキヒョウの模様がリアルだ
- レストランなどの公共物も
- お客さん達の動きが面白いね