
創立者の故金子タミ先生は、保育の理想を「大空にはばたく鳥のように」と高く、広く、深い願いを園舎に託して遺しています。「わたしは、すべての園児にとって、武蔵野幼稚園で受けた教育が、その長い一生を通じて、強い支えとなり、社会に何らか欠くことができないかたちでプラスとなることを心から念じています」の願いを引き継いで、さらに高め、豊かな保育にしていくようにと取り組んでいます。
◎ようちえんの歌!♬〜
武蔵野幼稚園コーラスサークルのお母さん達の
歌声をお聞きください。!
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教務・制作担当

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保育方針
- 1:共に育ち合う集団づくり
- 2:すべての人間は平等であるという広い視野で考える
- 3:日本の文化に触れながらゆとりや四季感や生活の中の作法を培う
*子ども一人一人がもっている個性や身体的精神的な能力が十分伸びていくよう指導し
援助していく。そのために子どもの発達や環境・教材・文化・保育内容を大事にする!
* 優しさと自治力のある集団づくり。
* 常に子どもにとって最善のものをめざす保育をしていく。
* 幼児期にとって大切な仲間との遊びや原体験を大事にしていく。
子どもにとって安心した居場所を保証しどの子も自分の思いを言葉で言える力を育て
ていく!
* 手、足、身体、全体がよく動きしなやかさを持ち丈夫で健康な身体と生きる力を育てる。

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保育内容と特徴
- 1「発達のすじみちにそった保育」
*2才・3才・4才・5才児の発達の筋道を抑えながらひとり一人々成長を保障する
教育内容を工夫し実践していきます。 - 2「行事に振り回される教育でなく教育が充実し成長の飛躍台になる行事に」
*儀式的行事、飛躍台になっていく行事を園と親との共催の行事など目的をはっきり
させながら子どもにとって 意味のある行事を精選して位置づけています。 - 3「育ち合う集団づくり」
*クラス集団づくりを基礎にしながら縦割り保育、学年全体で取り組む保育など目的に
応じていろいろな仲間との関わりをもてるようにしています。 - 4「自分たちの生活は自分たちで築く」
*自分たちの生活は自分たちでつくり出せるように自治活動のめばえとしてグループ
作りや当番や係活動
ものごとを決めていくための話し合い活動を大切にし自分の気持ち等を言葉で表現
できるようにしています。 - 5「身辺自立」
*必然性を感じさせながら身につけていくことにしています。年長のお泊り保育を
目標に身辺自立の確立をめざしています。

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送迎バス
「園バスは2台です」 コースは前年度をベースにしながら新入園児の地域を加えコースを
組みます。
☆今年度のバス運行領域について -
お弁当
子どもに合ったお弁当の内容量で楽しく食べるランチタイム!いつでもお弁当を持って
園外に行ったり、ほかのクラスと一緒に食べたりします。 -
釜戸給食
専属の栄養士さんの指導による週一回の「釜戸の日」。子供達の為に季節のもの、
素材を大切にした味付け、伝統食を取り入れ、バランスのとれた釜戸給食ならではの
メニューを用意しています。 -
園 舎
「園舎」…創立者の「羽ばたけ幼き子らよ」の思いを大きく広げた翼の形の園舎に託して
建てられています。(クラス名は鳥にちなんでつけられています。)
「保育室」11・ホール・調理室・お茶室・職員室・事務室・教材庫・書庫・職員図書室
*保育室から外にすぐ遊びに出られます。室内にトイレがあり安心して行けます。
また排泄の様子を みたり指導がていねいにできます。
*たくさんの良い絵本の出会いや絵本で育つ心を大事にした学級文庫には250冊前後の
絵本がどのクラスにもそろっています。紙芝居も多数あります。 -
服 装
「自由服登園です」 遊んだり活動しやすい服・着脱が容易な服 ・ カバン・帽子は
決まった物があります。 -
環 境
多摩ニュータウンの中でも1番自然や丘陵がそのまま残り樹木が多く季節感が豊かに
味わえます。
園周辺には公園が7箇所以上。緑のトンネルの続く遊歩道や小川や坂道、崖や山道は
子供達の 散歩道、
かたつむり等、虫たちとの出会いの道、つたのからむ林や森は探検、冒険の
ファンタジックの世界です。 -
園 庭
園庭は八王子の幼稚園の中でも広く(敷地面積3400㎡=千余坪)年少組の部屋の
前にすぐ遊べるように砂場や水道、手洗い場があります。さらに大きな砂場・固定遊具・
築山・夏季は屋上に年中、年長専用プール設置 ・2才、3才児専用プールを園庭に設置・
体育倉庫・樹木数300本! -
設 備
*創立15周年に建てられた記念館には、談話室、父母会室、ミニギャラリー等があり
在園、卒園の保護者、地域の方々の憩い、集いの場になっています。
*平成24年に太陽光発電装置が完備され、冷暖房を含め、園で使う電気のほとんどを
まかなえるようになり、子供達の節電への意識の芽生えに役だっています。
- ☆日常の保育の様子はトップページ「こどもの世界」でたっぷり紹介しています。ご覧ください。


(学)金子学園 武蔵野幼稚園

- 〇共に育ち合う集団作り 〇発達の筋道にそった保育
- 〇すべての人間は平等であるという広い視野の獲得 〇身辺自立の確立
- 〇自分たちの生活を自分たちで築く生活作り

- 〇担当学年ではない保育についても、理解を深めて職員間で共有することで、保育内容への
理解を深めていくとともに、在園児に対しての分析を深め、学級集団づくりに反映できる
ようにしていく。 - 〇保護者とともにつくる保育であるが、コロナ禍の中保護者参加が難しい状況であるため、
工夫をしながら保育内容を保護者に発信しつつ、クラスの状況などを共有していく場を検討
し、教育活動が充実するように心がける。また、支援が必要な子どもたちの保護者支援も、
よりいい形を探る。 - 〇預かり保育を受けている子どもの増加に対応し、カリキュラム等の検討を更に進めてい
く。またアレルギー対応が必要な預かり保育児に対応する方式を確認しておく。

評価項目 | 評価 | 取り組みの状況 | |
1 | 幼児教育への理解と検討 専門性の向上を目的とした研修 研究保育として、一つの学年の保育を全教員で経験し、保育実践を学び、子ども理解を深める。研究会や講習会に参加し、体験を通して学びを深められるようにし、学びを共有する |
A | 年中児・年長児のクラスに全教員が分担して入り、保育を行った。具体的な保育の方法を会議で交流するだけでなく、実際に関わったことで、保育内容や子ども理解が深められた。子どもの姿やクラスの状況を把握し、共有した。改めて自分の保育への振り返りや学びとなった。外部研修にも参加。他園の先生方との交流や講演から学べることが多々あった。またオンラインで研修に参加し、職員全員で共有できる学びへとつなげることができた。 |
2 | 預かり保育の充実 通常保育後の長時間保育に対する検討 |
B | 増加傾向にある預かり保育利用者。また長時間保育になり、単年では難しいが、今年度は改めてカリキュラムの作成を行い、補食のリストを作成。アレルギー児の誤食防止策をすすめた。内容も含め、預かり保育の検討を行った。 |
3 | サポートが必要なこどもたちを育てる保護者への支援 親の会を立ち上げて、保護者支援を行った |
A | 支援を受けている子どもを育てる保護者の不安感は大きい。今まで発達のことで相談しあえる親の会があったが、それとは別に支援対象の子をもつ保護者対象の親の会を立ち上げた。同じ立場の保護者との交流や、わが子理解が進むよう学習をする場としても位置付けた。縦・横のつながりができ、子育てに前向きになれる姿が見られた。 |
4 | 新型コロナウイルス感染症対応 感染対策をしながら教育活動の継続を目指す |
B | バス・保育室の消毒・換気の徹底など、環境面での対応を継続して行った。個人情報ともなる感染状況の情報管理を検討し、書式を作りファイル化する整備を行い、登園再開のための書式を決めるなど一連の流れをシステム化した。また感染状況が大変な時、懇談会も中止せずリモートで行い、新入園児に対し動画配信を行うなど、出来うる方法を取り保護者と共有できるよう対応した。 |
- 評価 A・・十分成果があった B・・成果があった C・・少し成果があった D・・成果がなかった

評価 | 理由 |
A | ◎コロナ禍の厳しい状況から制限されることも多かったが、教員の工夫で出来うることを実行できたかと思う。職員会議・園内研修など一堂に会して行う内容の物も、難しさは感じられたものの、リモート会議・オンライン研修などを利用して、学びを止めない工夫を行った。武蔵野幼稚園としての保育のカリキュラムは、今までの積み重ねから深められてきたが、机上の空論にならないような工夫や、その時の子どもの状況に合わせた実践が大切であるため、該当学年だけ把握をするということではなく、全教員で一つの決めた学年を保育する経験や、その時に交流しあうことで理解を深めることで、よりそのカリキュラムを理解し検討することのできる力をつけることにつながるかと思う。園内研究と共に今後も大切にしていきたい内容のひとつである。 ◎預かり保育に関しては、カリキュラムの工夫、困った時に柔軟に援助できるような職員間の理解を深め、より安心して保育が展開できるようにしたい。単年ではなく、これからも継続して検討する必要があると思われる。 ◎今年度は新たに支援を受けている子どもたちの保護者が集まる、親の会を立ち上げた。保育の見通しが持てるよう事前に内容を共有した。学習をすることでわが子理解が深まり、同じ立場の保護者とのつながりができ安心感につながった。保護者にとってもよかったが、担任にとっても保育内容と支援方針の説明の負担が減り、中身の検討から話し合いができることにつながった。 |
- 評価 A・・十分成果があった B・・成果があった C・・少し成果があった D・・成果がなかった

課題 | 具体的な取り組み方法 | |
1 | 満三歳児保育の充実 | 満三歳児は他の学年と違い、乳児の保育となる。発達的にもかなり配慮が必要である。二歳児の発達を学び、どのような保育をすることが大切なのかを考え、長年積み重ねてきたたまご組の保育を改めて検討していく。 |
2 | 緊急時を想定した対応方法の検討 |
東日本大震災から十年が過ぎたが、緊急時の対応ができる職員体制を作ることが急務である。事が起きたときの安全確保、また避難や保護者に引き渡すときの具体的な方法を改めて確認する。 またエピペン対応の子が在籍している為、職員研修を行い対応を確認しておく。 |
3 | 持続可能な預かり保育の検討 |
今年度カリキュラム作成などを行ってきたが、来年度も引き続き検討を行い、内容も充実した預かり保育の内容を目指していく。 |

行事や保育活動にさまざまな制限が係る中で柔軟な発想と工夫により可能な限り教育活動を継続している。
今後も、幼児教育における知識や経験を積み、家庭、地域、社会と共に発展していくことを期待する。