こどもの世界

　当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園！　武蔵野幼稚園　当たり前の生活を取り戻すきっかけになる幼稚園！　武蔵野幼稚園

2014年 7 月 13 日(日) 版: 平成26年度(2014年度) 「もくじ」に戻る

☆保育スナップ１５　　年長組・お泊まり会・２日目: 　二日目の朝は明るく少し青空が見えていました。朝食の時に突然天狗から「手紙」が届いて、「山登りを見ていたぞ、キャンプファイヤーと花火の火をやるぞ」とあり、子ども達は「やっぱり天狗はいたんだ」と大喜び。
　広場に行くとすでにキャンプファイヤーの火がついていて「天狗さんありがとう」と空を見上げる子ども達。松明(たいまつ)に火を移して花火に点火、朝の花火や火はとてもきれいです。「天狗さんの火は消えないんだね」と感心していました。
　それから、天狗岩を目指しました。御岳神社、長尾平を経て「天狗の腰掛け杉」へ、ほんとうに天狗が座っている様な枝振りと大きな杉の木にびっくり。その後、３０分下って行くと突然、大きな岩が。「天狗さん火をありがとう」と天狗岩に向かって呼びかけます。木の枝や葉が揺れて、姿は見えないけれど天狗がそばにいることを実感しているようでした。
　御岳山駅の広場でお弁当。遠くにスカイツリーもかすかに見えて、こんなに高い山の上に居ることを改めて登って来た自分が誇らしげでした。
　台風が近づくということで下山、御岳山を後に園へ帰ります。園ではお母さん方が出迎えて下さり、子ども達もお母さんも感動の再会でした。
　５歳児にとって、親元を離れて生活することは大変なことではありますが、入園から積み上げてきた生活力・友達との人間関係・お母さん方の意識の高さに支えられて、子どもたちは大きく自立の一歩を踏み出しています。